陽武館伊藤道場サマーキャンプが8月14日(土)~16(月)の2泊3日、山中湖に於いて行われました。
子供たちもこの日ばかりは楽しみにしていたようで中には前日から寝れなく、体温まで測っていた子供もいたとか(笑)
今年は浦賀剣友会の子供も2名参加してくれ、他の道場の子との交流も深めることが出来ました。
【初日】
初日は9時に横須賀を出発しました。
お盆の真っ只中ということもあり、渋滞に巻き込まれることも考えていましたが、渋滞らしい渋滞もなく12時頃には現地に着くことができました。
現地到着後、身辺整理後、早速道場で稽古へ・・・
館長から出発時、「稽古は厳しく、その他は楽しく」との言葉があったとおり、いつも道場ではやらないようなメニューも織り交ぜ、厳しい稽古になったと思いますが一生懸命についてきてくれました。
夜は山中湖畔に繰り出し、打ち上げ花火をやりました。
真っ暗闇の中の湖畔は水際がほとんど見えない状態なので一人くらいは管理人の期待に応えてくれるかと思ってましたが、そこはさすが付き添いの先生方。
がっちり子供たちをガードして楽しく過ごすことができました。
【2日目】
朝は6時起床です。
親元を離れて、ハメをはずした子供もチラホラおり、夜更かしした者もいましたがそこは容赦しません!!
ラジオ体操の時間です。
去年も思ったのですが、ラジオ体操を出来る子が年々少なくなっているような気がします。
思えば管理人居住の地区も夏休みにラジオ体操をしている光景はあまりみれません。
午前の稽古は班別試合に備えて、班別に別れてそれぞれの稽古が行われました。
各班担当の先生も優勝を目指し、子供たちに先生方の試合対策を伝授されていました。
そして午後は班別試合です。
このときばかりは皆真剣でした。
それぞれが個性を発揮しすばらしい試合を披露してくれました。
結果は
優勝 1班
準優勝 3班(女子部屋)
第三位 2班
でした。ただどの班にも優勝のチャンスがあったくらい、紙一重の試合ばかりでした。
稽古後は一息ついて、宿の外でスイカ割り。
これまでは体育館を使ってやっていましたが、今年は屋外でやりました。
稽古後の時間が少なく忙しかったのですが、やっぱスイカ割りは外でやるもんですね。
剣道場だけのこともあり、使うのは当然木刀です。
ただこの木刀が年少者には中々手ごわいようで中には真直ぐ振れば満貫だったはずが、振りかぶったら、重さでバランスをくずしはずしてしまう子や木刀が手からすっぽ抜け、地面で弾んだ木刀で自分の頭を割る荒業をする猛者もおり盛り上がりました。
その後、日が暮れてからは庭で手持ち花火をやり、2日目の行事は終了です。
【3日目】
またまた、6時起床です。
前日より寝不足になった子供たちは館長のハンドマイクのサイレン音が目覚まし時計になりました(笑)
朝食、身辺整理後3日間お世話になった宿を後にし、富士山の五合目まで出発です。
富士山に向かう前、2000メートルを超える場所だけに涼しくなることを想定し、長袖を用意させていたのですが、今日の快晴の日差しに全く活躍する場なく過ごすことができました。
ほとんどが初体験のようで物珍しい気に火成岩や高山植物などを楽しんでいました。
約3時間、見学後、何事もなく無事帰路に着きました。
子供たちにとってはあっという間の2泊3日だったでしょうか?
それでもこの団体生活を通じて、剣道はもちろん友人との関係構築やレクなど普段は出来ないような経験が沢山出来たのではないかと思います。
それぞれがこの3日間で少しでも成長してくれ、それを家族の前で見せてくれているのではないでしょうか?
そして、来月の道場で会うときにまた元気一杯の顔を見せてください!!
PS
写真館に写真を一部アップしました。
コメントをお書きください