館長語録 vol.19

初段、初段の積み重ね

今週は月曜日から木曜日まで東京で6段から8段までの審査会が行われました。

残念ながら、今回は我が道場から昇段者はいませんでした。

館長は8段審査会の2日間、審査委員として足を運ばれました。

そして、今日の稽古前に審査を終えての感想を話されました。

 

審査の着眼点は

1 五段以下の実技審査

(1)初段ないし三段

・正しい着装と礼法

・適正な姿勢

・基本に則した打突

・充実した気勢

(2) 四段および五段

 初段ないし三段の着眼点に下記の項目を加えたもの

・応用技の錬熟度

・鍛錬度

・勝負の歩合

2 六段ないし八段の実技審査は、初段ないし五段の着眼点に加え、下記の項目について、更に高度な技倆を総合的に判断し、当該段位相当の実力があるか否かを審査する。

(1)理合

(2)風格・品位      【全剣連HP抜粋】

 

とあります。

館長いわく、各段に昇段するためには、各段の着眼点をしっかり、審査会で発揮できないと合格はできません。

そして各段の積み重ねが、昇段につながるのです。

そのためにも普段の稽古から、目指す昇段審査を意識した稽古に励んで欲しいとのことでした。

 

早速、本日の稽古は初めの礼から終わりの礼まで意識した稽古をしました。

構えてから触刃の間合いまで詰め、相手を攻め、或は引き出して打突する。

これを終わりの礼まで気を抜かない稽古は、1本でも息が上がってしまうほどでした。

今日の稽古は心身ともに疲れてしまったような気がします。

 

PS

今回、館長が審査された八段審査会の2次審査動画を発見しました。

101と102の組なのでこの中から新八段が生まれているかもしれませんね。

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