館長語録vol.27

速く打突するためには

1部の子供たちも竹刀を握り、間もなく一年を迎えようとしています。

これまでは基本を忠実に学んできましたが、新たな段階へ進み始めています。

そこで「速く打突する」ことを今日学びました。


竹刀を小さく素早く動かして打突すればいいとお思いでしょうが、それだけではいけません。

竹刀だけ速く打突していても体がついてこなければ、「気・剣・体の一致」した打突は出来ません。

そのためには足が重要となってきます。

よく「速く走るためには腕を早く振れ」と言われます。

剣道はその逆で「速く打つためには、足の踏み込みを速くする」ことが必要です。

さらにそのためには、足さばきが重要になってきます。

足を踏み出すためには、左足が準備できていなければ、足を踏み出せません。

いつでも踏み出せる左足を準備することが求められます。

左足が動いている間には右足は踏み出せません。

したがって、素早い足さばきにより、常に打てるように左足を準備しなくてはなりません。


今日、管理人は中学生と稽古をする機会がありました。

そこで相手が左に移動する動きが大きかった(左足を大きく開いた)ので、そこの瞬間をとらえて打突してみると、見事に相手が居ついた状態で打突することができました。

語録を逆手にとることで結果が出ました。

ある意味、足さばきが緩慢な人はそこが隙になるんですね。

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