昨日、未曾有の大震災から5年が経ちました。
全国各地では、震災に関する各種イベントが行われ、テレビ、新聞など各メディアでも震災関連について大きく取り上げられていました。
管理人もあの日を風化させないためにも、毎年「流汗悟道」の中で取り上げ続けています。
あの日、道場で最年少の幼稚園児だった子は、この春6年生になります。
私たちにとって月日が過ぎるのは本当に早く感じます。
しかし、あの日のまま時間が止まってしまった方々も大勢います。
避難生活を送っている方はいまだに17万人を超えています。
故郷へ戻ることを諦め、避難先や内地への定住を決める動きも徐々に出てきているそうです。
仮設住宅から被災者が全員退去する時期は、早くても震災10年後の見通しだそうです。
5年で入居ゼロになったと言われる阪神大震災と比べると、異例の長さなのではないでしょうか。
そして、避難者がゼロになることが、復興への取り組みが完全に終わったわけではないと思います。
その後も引き続き万全の支援が望まれるのです。
ある調査では、被災地への世論の関心が低くなっていると思う人は77%で、2014年調査の73%から増えたそうです。
時とともに記憶が薄れていくのは仕方がありません。
しかしながら、未曽有の大震災を「風化」させることは絶対あってなりません。
「復興」「復興」とはいいますが、ゴールまでは遥かに遠い状況です。
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