本日は、北鎌倉剣友会から座間先生とアンゲロフさんが来館されました。
アンゲロフさんは仕事の関係で3年前に日本にこられたそうです。
そして、なぜ当館に出稽古にこられたのか?というと、話は15年ほど前に遡ります。
当時、館長は全日本剣道連盟の講師としてポーランド、セルビアモンテネグロ、そしてブルガリアを訪れ、各地でセミナーを行ったそうです。
その時の受講生が本日来館されたアンゲロフさんです。
当時、ブルガリアには剣道の指導者がいなかったそうです。
それまでブルガリアでは、知識がないため足さばきの稽古しかしてなかったそうですが、講習会をきっかけに剣道の基礎を学んだとのことでした。
そのころ、中学生だったアンゲロフさんは15年間剣道を続け、3年前に来日し北鎌倉剣友会で稽古を積み、8月に帰国が決まったので、講習会の指導者だった館長に挨拶がしたく、本日、会長である座間先生を通じて来館されました。
聞くところによると、アンゲロフさんは一昨年、日本武道館で行われた第16回世界剣道選手権大会にブルガリアチームの大将として出場されたそうです。
管理人も稽古をしましたが、さすが、ブルガリアチームの代表です。
基本に忠実で真っすぐで素晴らしい剣道でした。
後で館長が仰っていましたが、当時、ブルガリアでは一日しか講習会はなかったそうです。
その様な中でも館長の事を憶えていて、帰国前に出稽古に来ていただき本当にありがとうございました。
またこの様なきっかけを与えて頂いた座間先生にも感謝申し上げます。
武道は礼に始まり、礼に終わるといわれます。
世界の各地にもその精神が浸透していると思うと嬉しくなりました。
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