神清智明

写真の手ぬぐいは本日の祝賀会で頂いた手ぬぐいです。


そこに書かれた文字は上野先生自らが心を込めて書かれたものを手ぬぐいにしたそうです。


その意味については、上野先生からの手紙から以下の通り抜粋させて頂きます。


手ぬぐいに書かれた「神清智明」(しんせいちみよう) という文字は、私の実家にある「東郷平八郎元海軍大将の書」と言われるもの) を手本にしたものです 。


その意味は

「自分の精神 (神)を清めること (清) で 、物事の道理を見極め(智) 、目の前にあるものの本質を 見通すこと(明) ができる 」

と言うもの。


剣道に置き換えれば


・心を清め整えることで、「打ちたい、一本取りたい」という必要以上の気持ち (雑念) を抑え相手が打とうとする兆しを見極め、打突の機会を捉えることがができるのではないか


・また剣道の理念について改めて見つめ直すことができるのではないか


と思い書かれたそうです。


雑念を捨てて、その兆しを捉え打突する。

そして剣道の理念を見つめ直す。


4文字ですが、すごく奥が深く、心がこもってますね。

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