館長語録vol.42

京都での夜は館長の30年来のお店で美味しい料理を頂きなかわら反省会を行いました。

その際に館長からのご指導を少しですが紹介したいと思います。

今回は無駄打ちについて。

我々の立会いは無駄打ちが多い。

有効打突以外は無駄打ちになってしまっているという事です。

これについて館長は盆栽に例えて話されました。

盆栽は自然の風景を、植木鉢の中に切り取って作り出すところにあります。

その植物の本来の大木の姿を鉢の上に縮小して再現することを目指すものです。

そのためには剪定をしたり、自然の姿に似せるために枝を針金で固定して屈曲させたり、また岩石の上に根を這わせたりしたりする事を楽しみの一つとされています。

立会いにおいても盆栽と同様に剪定される枝を無駄打ちとするならば、無駄な枝を剪定し形を整える。

そしえ無駄な打突を減らす事が大切だという事です。