館長語録vol.50

打間を知る

昨日の稽古で打間に入ってから我慢し過ぎてる者がいるとの事でした。

以前も書いたと思いますが、剣道の間合いは

遠間>触刃>交刃>一足一刀>近間

となります。

資料から抜粋すると

 

(1)「一足一刀の間合」

剣道の基本の間合で、1歩踏み込めば相手を打突できる距離であり、1歩退がれば相手の攻撃をかわすことのできる距離である。

 

(2)「遠い間合」(遠間)

相手との距離が「一足一刀の間合」より遠い間合で、相手が打ち込んできてもとどかないが自分の攻撃もとどかない距離で、試合などで知らない相手の動きを見る場合などに用いられる。

 

(3)「近い間合」(近間)

相手との距離が「一足一刀の間合」より近い間合で、相手に打ちが容易にとどくかわりに、相手の攻撃もとどく距離である。

 

とあります。


剣道はその過程で打間に入り打突します。

しかし、その打間とは人それぞれ異なります。

身体能力や年齢など様々な要因はあります。

そして打間に入ってから、そこで何もせずに睨み合っているだけではいけません。

もし打間に入る際に相手が反応したのならば、そこに応じて打突すべきです。

さらに相手を動かせなかったら、仕切り直して、再度攻め直す事が求められます。

したがって稽古を通して、自分の打間を知り、触刃から交刃、そして打間へと攻め入り、相手を動かし打突する勉強をして欲しいとの事でした。

 

自分の打間。。。

 

奥が深いですね。

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